STORY ダイヤモンドの真実

ダイヤモンドは10億年前のもの

ダイヤモンドは10億年前、地下約150kmの高温高圧下で炭素が結晶化したものです。現在の地球の条件では炭素は結晶化されずダイヤモンドはできないといわれています。つまり、いま我々が見ている天然ダイヤモンドは10億年前にできたもの。

地球の誕生が約50億年前。恐竜がいた時代が約1億年前。人類の祖先が生まれたのは約700万年前。ダイヤモンドが悠久の時を超えて現代にあるのは不思議かつロマンを感じます。

 

世の中に宝飾品として流通しているダイヤモンドは全採掘量の約20%

ダイヤモンドといえば宝飾品をイメージしますが、その宝飾品に使われるダイヤモンド原石は無色透明で内包物がないことが前提とされます。年間1億5000万カラットのダイヤモンドが世界中で採掘されていますが、宝飾向けに使われるのはその約20%にしか過ぎません。

 

その20%のダイヤモンドはほぼすべて同じ色であり、同じ形にカットされる

宝飾向けに使用されるダイヤモンドは、効率的に光を反射するように設計された『ラウンドブリリアント』にカットされます。99%がこのカットにされ、世の中に流通しているダイヤモンドは、大きさの違いこそあれほぼ全て同じ色、同じ形をしています。

 

ダイヤモンドは天然の鉱物であるが故、ひとつひとつ個性をもっている

ダイヤモンドは10億年前にできた天然の鉱物です。誰一人として同じ人がいないように、天然ダイヤモンドも一つとして同じものはありません。色、形、表面の表情や内包物、蛍光性などひとつひとつに個性があります。

 

残り80%のダイヤモンドの中にもきれいなもの、研磨をすれば輝くものがある

宝飾向けに使われない天然ダイヤモンドは、無色ではなかったり、内包物が確認されたりしますが、ダイヤモンドとしての物性は同じです。研磨をすれば美しく輝くものは数多くあります。

 

きれい、硬いだけじゃない

-さまざまな色を放つ蛍光性-

ダイヤモンドダイヤモンドは紫外線をあてると青や黄色、緑と鮮やかに蛍光するものがあります。これはダイヤモンドを構成する炭素以外に窒素やホウ素が含まれているからだと考えられています。完全な炭素の結晶でないからこその隠された美しさがそこにはあります。

 

-地球上で最も高い熱伝導率-

ダイヤモンドは地球上のどの物質よりも最も早く熱を伝える性質があります。両手でダイヤモンドをもって氷にあてると、「すー」と入っていく不思議な体験ができます。これは体温が熱がダイヤモンドを通して伝わり続けているからです。ダイヤモンドスプーンがあれば、どんなに冷えたアイスクリームも簡単に食べれるでしょう。

 

-驚くべき表面張力-

ダイヤモンドはいろいろなものを弾く性質もあります。これはダイヤモンドを構成している炭素ががっちりと結合し、組織として安定しているからです。平らに研磨をしたダイヤモンドの上に水滴を少しずつ垂らしていくと、風船のような表面張力をみることができます。

 

鑑定書ではなく、自分の目でダイヤモンドを選んで

ダイヤモンドは本来ひとつひとつが色も形も中身も違う唯一無二なものです。ラウンドブリリアントカットされたダイヤモンドは確かにきれいですが、そこに付随されている鑑定書の差は人間の肉眼ではわかりません。10億年の時を経て我々の前にある奇跡の結晶・ダイヤモンドはそれぞれの表情と個性があります。ぜひご自身の手と目と感覚で選んでみてはいかがでしょうか?