ダイヤモンドが反射する角度

「ダイヤモンドは美しく輝く」

その本質は光を反射することにあります。そして、ダイヤモンドはその光を反射する割合が他の物質よりも多いのが特徴といえます。

光を反射する角度(臨界角と呼ばれます)はダイヤモンドの場合約25°とされていますが、他の多くの鉱物の場合この角度が大きくなります。

どういうことかというと下の図をご覧ください。

ダイヤモンドの場合、30°で研磨した面に上から光をあてると反射し、20°の場合は通過します。これは上の反射する境界の角度が25°のためで、25°から90°までの光は全て反射することになります。他の鉱物の場合、この境界の角度が大きくなり、反射する角度の範囲が狭くなります。故にダイヤモンドは磨けば他の鉱物よりも輝くことになります。

もちろん、この光がダイヤモンドの中で反射を繰り返し、さらにその結果光が七色に分かれることもダイヤモンドが輝いて見える要因ではあるのですが、この25°で反射するというのが一つの大きなポイントとなります。

そのことを考えながら、それぞれのダイヤモンドにあった一番いい研磨を日々研究しています。

ブランドマネージャー 北川大輔
ANOTHER DIAMOND
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